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コンビニ等でよく見かけるモンスターエナジー。今回はこれの秘密に迫っていきましょう。
まず、モンスターエナジーはエナジードリンクというものに分類されます。以前紹介したリポビタンDとはカテゴリが違います。
エナジードリンクはいわば清涼飲料水として扱われていて、コーラなどのジュースと一緒に置いてありますね。
なので言ってしまえばエナジードリンクはジュースです。体に劇的な変化をもたらしたり、健康を促進したり悪化させたりするようなものではありません。その根拠を示す成分を見てみましょう。
砂糖
高麗人参根エキス
L-カルニチン
酒石酸塩
塩化ナトリウム
ガラナ種子エキス
香料
甘味料
L-アルギニン
安息香酸
カフェイン
着色料
ビタミンB6
ビタミンB12
です。
どれも耳にしたことのある成分ばかりだと思います。
巷でエナジードリンクは害、と謂われている所以はカフェインが含まれているからだと思います。
ただ実際のところ、モンスターエナジーにカフェインが莫大な量含まれているという訳では決してなく、モンスターエナジーに含まれているカフェイン量はおよそ140mg前後。コーヒー一杯分に相当する程度です。
だからといって安全だから幾らでも飲んでOKということでもありません。カフェインは適量ならば脳の働きを活発にしてくれるなどの効果がありますが、過剰に摂取しすぎると最悪の場合死に至ります。
また砂糖も40g前後含まれているので摂り過ぎれば糖尿病にもなる恐れがあります。
しかしこれに関してはエナジードリンクだけを標的にするのは不憫な話です。他の砂糖が含まれているジュース全般に言える話ですね。
次は飲むタイミングです。
先程も書いた通り、カフェイン140mg前後では体に劇的な変化をもたらすものではないので何時でも構わないです。ただカフェイン耐性のない方は寝る前に飲むのはやめておいた方が良さそうです。眠れなくなる可能性があります。
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ここまで読んでいただいた方の中で、「実際に目が冷める感覚がある」と思った方も居ると思います。それは恐らく、砂糖を急激に体内に取り込んだことによって身体が驚いて覚醒、或いはプラシーボ効果です。(プラシーボとは効果のないものでも効果があると思い込むことによって脳が勘違いして効果があるように思えてしまうこと)なんともまぬけな感じに聞こえますが、例えば同じ難病を患った患者の中で、生きる意志のある患者と、生きることに絶望している患者とでは結果が違ってくるという話もあるほどです。よくドラマで医者が患者に対して「諦めるな」と言っていますが、あれは誇張でも何でもありません。
長くなりましたがどうだったでしょうか。
まとめとしては、「過剰摂取はNG、適度に飲む分には全く問題はない」です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!